CSR(Corporate Social Responsibility)とは

企業が利益を追求するだけではなく、自らの組織活動が社会へ与える影響に責任をもち、あらゆるステークホルダー(利害関係者:消費者、取引関係先、投資家等、および社会全体)からの要求に対して適切な意思決定をすることを指します。
ですが日本では、企業の利害に関係ないボランティア活動であると誤解されていることがよくあります。そのため、CSR活動そのものが「ボランティアなどの社会貢献活動をしている企業というブランディング」やPR目的の延長線上として捉えられることがありますが、それはあくまでも企業利益から一線を画するべきものです。

典型的なCSR活動

  • 地球環境への配慮
  • ボランティア活動支援などの社会貢献
  • 地域社会参加などの地域貢献
  • 安全や健康に配慮した職場環境と従業員支援
  • 関連法規の遵守やコンプライアンス
  • 適切な企業統治と情報開示
  • 誠実な消費者対応
  • 誠実な取引先との関係

CSV(Creating Shared Value-共益の創造)とは

CSVとは、「社会課題の解決と企業の利益、競争力向上を両立させ、社会と企業の両方に価値を生み出す取り組み」を経営コンセプト化したものです。
CSVの提唱者であるマイケル・ ポーター教授は、従来から「戦略的CSR」として提唱していたものに、事業の提供価値を通じた社会課題の解決を加え、CSVとして発展させました。
CSVは、CSRの世界で、「攻めのCSR」「本業におけるCSR」と言われているものを、より戦略的視点でフレームワーク的に整理したものと言えます。

CSRとCSVの関係性

CSR構造

中心「企業コンプライアンス」

法律を順守すること。企業コンプライアンスの徹底は、
CSRの第1歩であり、企業が存続していくために不可欠
な要素です。

2層目「企業理念」

将来、ステークホルダーとの関係に悪影響を与えるよ
うな様々な事象について、きちんと対応すること。

3層目「企業の社会貢献」

CSR構造

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CSVの取り組み

01

社会問題を解決する
製品・サービスの提供

02

バリューチェーンの
競争力強化と
社会への貢献の両立

03

事業展開地域での競争力・
基盤強化と
地域への貢献の両立

フロンティアジャパンが考えるのは、CSR(企業の社会的責任)の先にある、
森林を通してのCSV(Creating Shared Value/共有価値の創造)

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CSVは、ただ企業が社会へ何かを提供するだけではなく、企業の強みを生かして社会と共有できる価値を創造し、ビジネスにもつなげるという活動です。
弊社では、「グッズを作ることで、森林保全に協力しませんか?CO2削減にもつながります」というシンプルな狙いは必ずクライアントに伝えています。


企業のマーケティング手法には様々なものがあります。「ノベルティとして温かみのある木材商品を作ることで、企業のイメージアップやブランディングアップになり、間接的に環境への取り組みにも繋がる」というのが、弊社のCSV活動の根本です。

間伐材との関係

間伐とは“木を切る”ため、森林破壊のような誤解をされている方も多いかもしれませんが、そもそも森林を守るために行うことです。定期的に間引いていかないと、日光が届かなくなり木の成長を妨げてしまいます。
事業を起こそうと考えた当時は国産木材の需要低下が著しく、コスト的に合わないなどの理由から、外国産の木材が多く輸入・使用されている状況でした。国産木材の需要の低下から、間伐された木材はそのまま森に倒して腐らせ、自然に返す方法などが取られていましたが、これは災害の一因にもなります。まず初めに、このように捨てられる間伐材を有効活用することに着目し、事業化に向けて模索し始めました。

間伐材との関係

間伐材の活用が森林保全につながります。

間伐材の活用が森林保全につながります。

人工林の整備において、「間伐」という作業はとても重要です。人工林では、太くまっすぐな樹木を育てるため、最初は細かく植林をし、樹木の成長に合わせて伐採することで光の量を調整したり、悪い樹木を間引いて樹木を選別したりします。これが「間伐」です。間伐を適切に実施しないと、いわゆる痩せた樹木が増え、林内の環境も暗い鬱蒼とした状態となってしまいます。

こうして出る間伐材は、一般的に直径が細いため用途が限られ、丸太価格は高くありません。 また、急峻な森林が多い日本では、材を山から搬出する費用も高く、伐採後森林に放置されるケースがほとんどです(切り捨て間伐)。この間伐材を有効に活用することは、国内の森林や林業を元気にするためにとても重要なことです。弊社は、この間伐材を活用した製品づくりをはじめ、資金を森林保全に還元させる仕組み、企業と森林の新たな関係づくりなど、新しいことに様々な角度で挑戦していきます。

グローバル展開も視野に

例えばヒノキなどは日本特有の木材で、抗菌性と香りの良さを合わせ持っています。日本の高い技術で作り上げられた木製品は、海外でも高い評価を受けています。間伐材を使うことで環境保護にもなることから、海外に進出している・海外進出を予定している日本の企業様はもとより、海外の企業様にもブランディングの一環としてご活用いただけるはずです。
まだ海外の展示会に出展しはじめた段階ですが、「MADE IN JAPAN」の魅力を世界へ広げていければと考えています。